2012年02月27日

続新春山告知

冬枯れに包まれた山中に、古代から中世の寺院や城塞の遺構が眠る如意ヶ嶽(現大文字山)東部全景

(※1) 3/05 持物追加

続「幻の巨刹如意寺を探る」
更に深く古跡や山を窺う


立春の暖かさは遠のき、また寒さ続く日々となっておりますが、如何お過ごしでしょうか。

今回も、その様な時期の為、またはその様な時季だからこそ行う、企画を実施します。今年2度目の文化・歴史探訪系の山会です。時は来る3月11日(日曜日)、内容は前回実施した幻の古代・中世山岳大寺「如意寺」探査の続編的・深化的なものとなります。

前回時間の関係で探索出来なかった場所や、新たに生じた疑義・問題点の探究を行います。但し、今回は入山ルートを変更し、前回参加した人も初めての人も同様に、有意義かつ楽しい企画となるよう趣向も凝らします。

新春第2弾。前回鍛えた想像力を用いて、更に深く、古跡や山を窺うような企画とする予定です。興味ある方は奮って参加下さい。

如意寺について

如意寺は、京都市左京区東部から滋賀県大津市西部に跨る「如意ヶ嶽(現大文字山とその後方の山)」に、かつて存在した山岳寺院。

平安時代初めの9世紀に創建されたと伝えられ、史料上では10世紀半ばにその存在が確認される古代寺院である。隣接する園城寺(三井寺。大津市)の別院として大伽藍を擁して隆盛を誇るも、中世以降の戦乱により廃滅し、やがてその寺地は悉く山林に帰した。

以降、長く所在地さえ判らない状態となっていたが、近年遺構が再発見され、再びその威容が再現されつつある。遺構は、約700年前の古図にほぼ合致する堂宇跡の平坦寺地や基壇跡で、当時の瓦や什器等が多数出土している。

廃滅して既に550年ばかり――。

樹々鬱蒼たる山中高所に、幻のその痕跡を、静かに留めている。

詳細

開催日:   2012年3月11日(日曜日)
時間:    10:00〜16:00頃(打上げ不参加の場合)
集合場所: 京都市左京区若王子(詳細別途連絡)
集合時間: 10:00
費用目安: 往復交通費(自転車集合推奨)+打上げ費(非高級店)

行程:    若王子〜(徒歩1時間)〜大慈院・西方院推定地及び檜尾古寺独自推定地探索〜(徒歩1時間)〜正宝院推定地〜(徒歩0.5時間)〜如意寺本堂推定地〜(徒歩0.5時間)〜灰山庭園遺跡〜(徒歩1時間)〜宝厳院推定地〜(徒歩0.25時間)〜楼門の滝〜(徒歩0.25時間)〜鹿ケ谷

備考

・荒天中止。
・距離は10キロ程の行程となります。
・各遺構探索では、道の無い場所の通過や、藪漕ぎの可能性があります。
・昼食は途中の空地等で採る予定です。
・各自のペースを尊重し、早い人が遅い人を先で待つ行路スタイルとなります。
・基本的に、歩くと暑く(特に登り)、止まると寒いとお考え下さい。
・現地か、京都市内他所にて打上げ夕食会を予定しています。

参加条件等

どなたの参加も可能です。ただし、長時間の徒歩行であること、外の気候条件にさらされること考慮下さい。この山会は参加費等を徴収する集いではありません。少しでも多くの人に、身近な地域の、知られざる良さや奥深さといったものに触れてもらいたいとの志のもとに企画されています。よって何の補償もない自己責任参加となることをご承知下さい。なお、参加希望の場合は事前にメール等でのご連絡をお願いします。

持ち物その他

・飲料(必要分。温かいお茶等推奨。自販機や店は無し)
・昼食
・帽子
・手袋(急斜や藪対策のため必ず用意)
・歩き易い靴&厚手の靴下
・雨具(救命着や風除け等の役割有り。晴天時も必携)
・防寒着
・敷物(昼食時の冷気や湿気防止用。古新聞・ビニルシート等)
・配布資料(前回配布のもの。初参加の人は当日配布。再配布無し)(※1)

その他、着替えやタオル、菓子等は適宜考慮願います。靴は歩き易いものがよいと思います。荷物は極力軽くした方が楽です。


以上、何かご不明あれば、連絡願います。


上掲画像: 如意ヶ嶽(現大文字山)東部全景。冬枯れに包まれたこの山中には、古代から中世にかけて存続した寺院や城塞の遺構が今も眠っている。我々が探る如意寺は、この麓から鹿ケ谷(正面の黄土色ビルの左上辺りの谷)を経て、遥か稜線向こうの、山中一帯にまで広がっていたという。

タグ:告知 如意寺
posted by みんちり本部 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 告知