2020年03月26日

安祥寺山山体破壊及び土器発見について

昨年2019年12月29日に安祥寺山北尾根の破壊現場にて発見した古代の土師器と思われる土器

祝・安祥寺山北尾根遺跡認定&遺跡地区拡大!

昨年主宰が報告した、京都東山・安祥寺山(あんしょうじやま。大文字山南隣)における山体破壊とその現場での土器発見の件ですが、今朝保護課から連絡が入り、同課の現地調査により、主宰指摘の安祥寺山北尾根の平坦地が遺構として認められ、埋蔵文化財包蔵地(遺跡地区)が拡大されることとなりました。

また、本夕、主宰が工事主体の林野庁支所にて同所責任者3氏と面談し、現地の自然・文化環境の取扱いについての質疑応答や要望陳述を行いました。既に破壊された場所があることは残念ですが、微力ながら今後それを抑止する可能性を示せましたので、ここに報告致します。関係各位やご支援頂いた皆様、有難うございました。


なお、詳細はこちらを参照ください。


上掲写真 昨年12月29日に安祥寺山北尾根の破壊現場(作業道切削面)にて主宰が発見した土師器とみられる古代土器片。左に玉縁的な細工があるのが判る。

posted by みんちり本部 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 告知