
祝・安祥寺山北尾根遺跡認定&遺跡地区拡大!
昨年主宰が報告した、京都東山・安祥寺山(あんしょうじやま。大文字山南隣)における山体破壊とその現場での土器発見の件ですが、今朝保護課から連絡が入り、同課の現地調査により、主宰指摘の安祥寺山北尾根の平坦地が遺構として認められ、埋蔵文化財包蔵地(遺跡地区)が拡大されることとなりました。
また、本夕、主宰が工事主体の林野庁支所にて同所責任者3氏と面談し、現地の自然・文化環境の取扱いについての質疑応答や要望陳述を行いました。既に破壊された場所があることは残念ですが、微力ながら今後それを抑止する可能性を示せましたので、ここに報告致します。関係各位やご支援頂いた皆様、有難うございました。
なお、詳細はこちらを参照ください。
上掲写真 昨年12月29日に安祥寺山北尾根の破壊現場(作業道切削面)にて主宰が発見した土師器とみられる古代土器片。左に玉縁的な細工があるのが判る。