2020年04月19日

春季山会終了

御池岳山上南東部・奥の平付近に広がるテーブルランド的広景

世情考慮し細心の対策施しつつ再び御池岳へ

4月19日(日曜)開催の春季山会は無事終了しました。去年6月の開催時に荒天や準備不足で巡れなかった場所等をほぼ巡ることが出来ました。

本来なら京滋に緊急事態宣言が出された時は中止するつもりでしたが、現地状況が最初の宣言条件程悪化していなかったことや、極少人数参加で対策を徹底すること、公共交通や店等を使わず他人と接触しないこと等から、自粛対象外の散歩やジョギングに準じる行為として開催を決めました。また、これからも起こり得るこうした事態に於ける健康維持行為の演習にしたいとの思惑もありました。

ただ、残念ながら、こちらで対策しても、山中で会う人々が全く無対策であったという問題を目にすることになりました。そのため、今後こうした状況下での山行や屋外活動について再考せざるを得ないこととなりました。これについては、また報告したいと思います。

とまれ、参加者や関係者の皆さん有難うございます。そしてお疲れ様でした。次の機会も、また宜しくお願いします。


なお、当日の詳細はこちらを参照ください。


上掲写真 テーブルランドの異名を持つ、御池岳山上の広景(南東部)。石灰質の痩せた土壌や岩石、そしてドリーネ(陥没孔)やウバーレ(陥没溝)等の特有地形を擁するが、意外と起伏や見通しの悪い森もあり、更に視界不良(ホワイトアウト)の発生も多く、注意が必要な場所でもある。

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2020年04月03日

春季山会告知

京都・真如堂の桜や大文字山山腹まで広がる桜前線

鈴鹿御池岳再び

世界的脅威と化した新型コロナウイルスの感染がここ京都でも広がり、予断を許さない状況となっていますが、皆さん如何お過ごしでしょうか。

その様な状況ではありますが、熟慮の結果、感染対策を施しつつ、春の山会(やまかい)を行うこととなりました。今回は要望により、昨年6月に行った滋賀県東部に連なる鈴鹿山地・御池岳への再行を実施します。前回荒天や準備不足により巡れなかった、同山脈北部に聳える最高峰・御池岳(おいけだけ。1247m)山上にある石灰質のカルスト地形等を再踏査・観察する予定です。

山行は感染危険度が少ない屋外活動であり、また行動が制限された状況に於て身心の健全を図れる効果もあります。よって、他の山域での状況下見を重ねつつ、敢えて開催を決定しました。ただ、参加者同士の接触や行き帰りの交通及び他の登山者との遭遇を考慮し、街場同様の備えで臨みますので、参加希望の方はご協力の方、お願い致します。

なお、人数制限や情勢推移による変更を行うことがあります。詳細は参加連絡の返信にて通知します。


2020春季山会

内容:特異なカルスト地形を有する滋賀県東部・鈴鹿山脈最高峰の御池岳山上に登り、2019年入梅前山会の際に荒天や準備不足のため観察し辛かった箇所、巡れなかった箇所を再踏査

条件:準健脚向き(最大高低差約600m、片道約2時間)。マスク等の感染対策必携。公の広報に準じる対策をする予定なので此方の指示に従うこと

日時:4月19日(日)。天候または社会情勢の変化により中止の可能性あり


上掲写真 京都市街東部の大文字山やその手前丘上の真如堂等の春の進展具合。市街で満開となった桜前線が山腹・山上にも達していることが判る。今回の行先とは違うが、一応状況下見をした山域として紹介。

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